行動力がある人とない人の違い
行動力がある人とない人の違いについて書いてみます。売れる人というのは全員、行動力があります。考えてみれば、当然の話ですが。話を聞いて終わりではなく、行動したから、売れるようになったのです。
行動力がある人は、思考の「行程が少ない」です。
① 話を聞く
② やる
極端な話、これだけです。時間がかかりません。
行動力がない人は、思考の「行程が多い」です。
① 話を聞く
② 今まで聞いたことない話だ
③ どうしよう?
④ 不安だな
⑤ 大丈夫かな
⑥ やれるかな?
⑦ 誰かに相談しようかな?
⑧ ネットで調べてみようかな?
⑨ やっぱり不安だな
ということを、延々と繰り返しているので、いつまで経っても行動に移せません。
時間の使い方として、一番無駄なのは「迷っている時間」です。いくら迷っていても、一歩も前には進んでいません。貴重な時間が過ぎ去った分、むしろ「マイナス」です。行動力がない人は、このことに気付いていません。
行動力がない人は、いちいち頭で考えます。「やる理由」を、探したりします。やる理由なんて、別に必要ありません。やりたいと思えば、すぐにやれば良いのです。それに加えて、やらない理由も探したりします。もはや「言い訳の天才」です。
よく言うのが、行動力のない秀才より、行動力のあるバカの方が出世する、ということです。頭の良い人は、色々と考えてしまいます。バカは何も考えません。よーいドンでスタートしたら、初動が早い分、バカの方が先に着きます。
ビジネスの世界では、こういうことが、よく起こります。有名大学出身のエリートが、三流大学出身の筋肉バカに、営業成績で負けたりします。上司は同じように、アドバイスしています。が、エリートは行動に移すまでにじっくり考えるので、動きが遅いです。筋肉バカは、何も考えずに、言われたことをそのままやります。それが結果に直結し、出世にモロに影響するのです。
行動力をつけるのは、簡単なことです。あれこれ考えず、とりあえずやれば良いだけです。特殊な能力も、学歴も家柄も関係ありません。誰でもすぐに、できることです。
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