自分の強みとお客様の求めるものは違うと気付こう
自分の強みを発掘したり、伸ばしたりしたがる人が多いです。それは別に構わないのですが。その人の強みと、お客様が求めているのは、大体の場合、違うのです。そこに気付かない限り、いくら発掘しても伸ばしても一緒です。
お客様からすると、あなたの強みなんて気にしてません。自分の悩みを解決してくれさえすれば、それで充分なのです。あなたがお客様の立場になった時、売り手の強みがどうとか、いちいち考えてないと思います。それなのに、自分が売り手になった時は、自分の強みを売ろうとしています。これを「矛盾」といいます。
売れる人は、自分のことより先に、お客様のことを考えます。お客様がこういうことに悩んでいて、自分はこういうことで役に立てる。そこには自己主張とかPRとかそういう気持ちはありません。ただただ役に立ちたい。そういう人がお客様に選ばれ、長く商売を続けていけるのです。
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