お金が貯まらない人の特徴は興奮してすぐにお金を払うこと
お金が貯まらないという人が、よく相談に来ます。そういう人を観察していると、お金の使い方が悪いなと思います。よく調べず、その場の感情で、すぐにお金を払うのです。それでは貯まらないのも当然です。
企業やお店というのは「いかにお金を使わせるか」を、日夜、必死に考えています。たくさん使ってもらった会社は、大きくなります。一部上場企業というのは、そういう会社ばかりです。
ディズニーランドに行くと、ドナルドダックの帽子や、ミニーのカチューシャを買う人が多いです。あれ、よく考えたら、いらないものです。しかも高いです。その場の「雰囲気」で買っているだけです。せっかくディズニーランドに来たんだから、そういうものを付けて、盛り上がらないと損。そう思わせることに成功しているから、運営元のオリエンタルランドは儲かるのです。
テレビやネットで見て、すぐに買いに行く人がいます。興奮しているのです。コンビニが儲かるのは、低価格ですぐに買える商品が、たくさん置いてあるからです。季節限定やコラボ商品を出して、それをテレビやネットで流す。消費者の需要を喚起し、近くの店舗で買ってもらう。そういうビジネスモデルです。
ディズニーランドもコンビニも、お金がなかなか貯まらない、貧しい人が好きな場所です。興奮しやすくて、吟味せずにお金を払う人から、巻き上げたお金で利益を上げています。お金が貯まる人は、常に冷静です。本当に必要かどうか、衝動買いではないか。一旦、立ち止まって考えます。これをやるだけで、無駄使いの「50%」は減ります。
ディズニーランドに行っても、その場のノリでは買いません。仮に買っても、後でメルカリで売り捌いたりします。コンビニに立ち寄っても、マーケティングの場だと捉えて、商品の構成をじっくり観察したりします。この辺の違いが分かってくると、あなたもお金が貯まるようになります。
0コメント