カタチのないものにどれだけお金が使えるかがその人の知性

お金持ちになればなるほど、カタチのないものにお金を使います。旅行や体験や勉強に、惜しみなく大金を払います。それが「活きたお金の使い方」だと、よく知っているからです。


貧乏人の家に、なぜモノが多いかというと、この法則を知らないからです。とにかくカタチのあるものにしか、興味がありません。高ければ高いほど良い。大きければ大きいほど良い。常にそういう発想なので、部屋がモノで溢れ返っているのです。モノがたくさんあるのは、不安の表れです。精神的に不安定な、若い女性の家は、だいたい汚いです。ガランとした空間だと、心理的に不安だからです。それをモノで埋めるのです。


この世で一番価値のあるものは「人の知恵」です。知恵があれば、それで一生食べていけるので、モノが必要ありません。お金持ちが勉強や体験にお金を使うのは、こういうことです。貧乏人は、知恵にお金を払おうとしません。その割に、よく分からない教材や、一度も読まない本が積まれてあります。その方が価値があると、思い込んでいるからです。


私の個別コンサルを受けて、人生が好転した人は、知恵にお金を払ったのです。そこに価値を見出し、知恵を授けてもらい、素直に実行しました。それで実際にうまくいったので、いくら払おうが「安い!」と言います。気付かない人は、一生気付きません。気付こうともしません。率直に言って、世の中の99%は、こうして死んでいきます。お金に縁がない人が多いのは、このせいなのです。

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