やはり好きな仕事では食べていけないのですか?
「やはり好きな仕事では、食べていけないのですか?」と、20代の方に相談されました。食べていけるかどうかは、あなたがその仕事を好きかどうかとは、関係ありません。その仕事に対して、お金を払ってくれるお客様が、いるかどうかです。そこを履き違えないようにしましょう。
あなたがいくら好きな仕事でも、お客様がいないと成立しません。あなたがいくら嫌いな仕事でも、お客様がいれば成立します。お金を払うのは、常にお客様だからです。仕事とはそういうものです。
例えばあなたが、アクセサリーを作るのが好きだとします。キラキラしたビーズをたくさん使い、ワクワクして楽しくて、いくつでも作れます。それを「欲しい」と思う人がいれば、売上が上がります。たくさんいれば、仕事として成り立ちます。シンプルな話です。
一方で、あなたが嫌いな仕事や、やりたくない仕事もあります。みんながやりたくない仕事は、実は給料が高いです。「きつい・危険・汚い」の3Kは、すぐに稼げます。そこに需要があるからです。
要するに、食べていけるかどうかは、需要があるかどうかです。あなたが好きなことより、お客様が好きなこと、やってほしいことをやると、仕事として成り立ちます。その辺の「基本のキ」から、まずは勉強しましょう。
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