転職のチャンスはそこら中にある
「コロナをきっかけに、転職を考えています」という人が、相談に来ました。こういう人、最近多いです。
転職というのは、いつ、どこで起こるかは、誰にも分かりません。ある意味、地震に似ています。自分の意思で転職する場合もあれば、ひょんなことから転職することもあります。転職のチャンスは、そこら中にあるのです。
私がイベント運営会社にいた時、博報堂の担当者の方は、サッカーがきっかけで博報堂に入ったと、言っていました。たまたま呼ばれて行ったら、相手が博報堂チームだったとのこと。その人はサッカーが上手いので、博報堂チームに「プレイヤー」として、引き抜かれました。そのまま転職したのです。
知り合いの自転車屋の店主は、40代手前までニートでした。仕事を辞めて、特に何もせずブラブラしていた時、知人が店舗を増やすので、手伝ってくれと声をかけられました。手先が器用だったのと、人当たりが良いので、あっという間に人気店になり、メディアにもよく出ています。この人の転職のきっかけは、単に「暇だったから」です。
秋元康さんは著書でこう書いています。「ひょんなことからほど、強いものはない。それは運命が選んでいるから」本当にその通りだなと思います。私もこれまで2回転職していますが、全て「たまたま」です。特に何も考えずに生きていて、流されるように今の地位まで来ました。気付いたら、白金台に6年も住んでいます。人生、こんなものです。
難しく考えず、目の前のやるべきことを、淡々とやりましょう。その方が転職のチャンスには、ありつけると思います。
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