流行で選ぶ奴が一番ダサい

小学生の頃から、ずっと思っていたのですが。流行で選ぶ奴が、一番ダサいなと思います。流行っているから、みんながやっているから。そういう理由で何か始めたり、すぐに飛びつく人間は、総じてセンスが悪いです。

小学生の時に、ローラーブレードが流行りました。みんなやっていました。私は絶対にやりませんでした。どうせすぐに飽きるだろうと、直感的に思ったのと、別にやりたくなかったからです。案の定、ブームは一瞬で過ぎ去り、誰もやらなくなりました。

大人になっても、これとあまり変わりません。流行っているからという理由で、他人と同じような物を買ったり、着たりする人がとても多いです。特に女性に。カッコよくてセンスのある女性は、流行っているからという理由で、買ったり着たりしません。あくまで「好きだから」で選びます。そこにセンスが紐づくのです。

ダサいなと思う人が、引っ越したと言っていました。蔵前だそうです。なぜそこにしたんですか？と聞くと、蔵前は最近注目のエリアで、おしゃれなお店や人が、集まってきているからと言っていました。心底、ダサいなと思いました。

センスというのは、他人に流されず、自分で選ぶということです。そこで失敗を繰り返し、他人から笑われたりしながら、徐々に磨いていくものです。その経験を経た人だけが「独自のセンス」を手に入れます。流行で選んでいる時点で、そのコースを放棄したことになります。今の日本には、そういう人があまりにも多いです。買うものや着るものくらい、自分で選びましょう。

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