無料の客ほど文句が多い

無料の客ほど文句が多いです。テレビ局に、番組の内容がけしからんと言って、クレームの電話をかける人がいます。子供に悪影響だとか、食べ物を粗末にするなとか、出ているタレントが低俗だとか。テレビをよく見ていないと、そこまで気付きません。よっぽど熱心な視聴者だなと思いますが、こういう人はいつの時代も、一定数はいます。


ネットに、悪意の書き込みをする人がいます。誰かを誹謗中傷したり、悪事を晒したり。仕事は出来ないのに、そういうことには長けている人がとても多いです。テレビもネットも無料で見れます。だから、これだけ文句が言えるのです。言っても良いと思っているのです。


定期購読している新聞に、クレームをつける人は、滅多にいません。自分が数社の中から選んで、お金を払って読んでいるからです。本の内容がおかしいからと、出版社に文句を言う人は少ないです。中にはいるでしょうが、ごく少数だと思います。本も、自分で選んで、お金を払って読んでいるからです。


無料セミナーをすると、人はたくさん集まります。その代わり、遅刻やドタキャンが増えます。売りたい商品は売れずに、ネットで「つまらなかった」と、文句を書かれることもあります。これが無料の怖さです。


人が集まらないと不安なので、無料でやろうとすると、こういう人達を集めることになります。そうすると、余計に不安になります。仕事としてやっていく以上、1円でも取った方が続きます。払う側に、それなりの「覚悟」があるからです。


私は起業当初から、セミナーは絶対に有料にしていました。無料で来る人を集めるより、お金を払ってでも来たいと思う人を、いかに集めるかという工夫をしました。その結果「全日程完売」しました。札幌から沖縄まで、全国各地でやりましたが、遅刻者もクレームもゼロです。参加者の満足度も高いです。


【実質無料】と題して、セミナーの募集をすることはあります。無料と書いてあると、そこに反応して、クリックする人が増えるからです。その中の数%が、申込んでくれたら御の字です。そこまで計算して、わざと無料と書いているのです。これが工夫するということです。


もちろん無料ではありません。お金はきちんと頂きます。金額以上の話を、毎回しています。きっちりとお金を頂いて、しっかりと満足させる。これを貫けば、クレームは起こりません。商売としても長続きします。私はこのやり方で、起業して12年経ちました。つくづく正しかったなと思っています。

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