買う時は安く買いたいのに、売る時は高く設定する人が多い
自分が買う時は安く買いたいのに、売る時は高く設定する人が多いです。矛盾してるなと思います。
スーパーのチラシを、こまめにチェックしたり。同じような商品が、100均に置いてないか、スマホで調べてみたり。5%割引になる、キャッシュレス決済で、コンビニの支払いをしたり。ほんの数円〜数十円単位の節約を、あなたは自分が買う時はしています。それにも関わらず、自分が売る時になると、高めに設定したがります。
あなたが売る相手は、あなたと同じような人です。収入も使える金額も、だいたい同じです。ということは、1円でも安く買いたいと、思っている人が大半です。それならば、少しでも安くした方が、買ってもらいやすいです。という単純な理屈に気付かず、価値とは全く見合っていない、高額な料金設定をしている人が多いです。
別にいくらでも構いません。払う人がいれば、それはそれで成り立ちます。が、しかし。あなたが買いにくい値段のものを、他人に売るのはどうでしょうか。という話です。ほとんどの起業の本には、付加価値をつけて、高く売りましょうと書いてあります。それを鵜呑みにするから、痛い目に遭うのです。
大切なのは、お客様にとって、価値があるかどうかです。値段はその次の問題です。あなたが売れないのは、価値のないものを、高い値段で売っているからです。値段だけ釣り上げても、売れるようにはなりません。
買うのは、あなたと同じように、安いものが好きな人です。その金銭感覚に合わせないと、売れるものも売れません。それよりまずは、商品やサービスの価値を上げましょう。売れる要素を作りましょう。そちらに注力すれば、値段は自然と決まっていきます。
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