過去の嫌なことに囚われて、気持ちの切り替えが出来ません

「過去の嫌なことに囚われて、気持ちの切り替えがうまく出来ません」と相談されることが多いです。ポイントは、記憶を「上書き」することです。そうすれば、切り替えやすいです。生きていれば、良いことも悪いことも起こります。それをどう捉え、どう解釈していくかです。


嫌なことをずっと覚えている人は、それ以上に楽しいことが起こっても、過去を引きずったままなので、素直に受け取れません。過去の嫌なことが、こびりついているのです。どんなに嬉しいことが起こっても、二言目には「でもなぁ・・・」です。これではいつまで経っても、改善されません。嫌なことに対して、嫌な気持ちを、自ら上書きしているようなものです。


気持ちの切り替えがうまい人は、過去に嫌なことがあっても、良いことが起これば、そちらを優先的に見ます。過去にマイナス50点の出来事があっても、プラス60点のことが起これば、トータルではプラス10点です。それを積み重ねていけば、プラスの点は「無限大」に増えていきます。こういう思考を持つと、生きるのがとても楽になります。


私は良いことしか覚えていません。正確に言うと、良いことしか覚えきれません。元々の記憶力が悪いので、たくさん覚えられないのです。全てを覚えることは不可能。そう割り切っているので、悪いことを覚える「隙間」が、脳の中に無いのです。


少食の人は、自分の好きな物しか食べません。お腹にたくさんは入らないので、わざわざ嫌いな物を、食べることが出来ないからです。お酒に弱い人は、一杯しか飲めません。但し、その一杯は、最高に好きな物を注文します。その一杯に、全てを賭けているのです。


これと同じです。容量が小さいのであれば、自分にとって都合の良いものだけ、入れておけばいいのです。そうすると、不都合なものは入りません。そんな風に考えると、過去の嫌なことが断ち切れて、気持ちの切り替えもスムーズにいきます。

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