運の悪い人ほど一発逆転に賭けたがる
運の悪い人ほど、一発逆転に賭けたがります。楽して儲けたい。その発想自体が、典型的な運が悪くなる発想です。
運の悪い人は、24時間365日ずっと、楽して儲ける方法を考えています。具体的には何もせずに、妄想ばっかりしています。「宝くじ当たったらどうする?」と、年がら年中言っています。当たる確率の低い宝くじに賭けるなら、本でも読んで勉強した方が、稼げるようになります。
以前、競馬場に行く機会がありました。私は馬券は買いませんでしたが、予想はしてみました。4レース予想して、全て的中しました。仮に馬券を買っていても、儲けは大したことありません。
熱心に競馬新聞を読んでいる人や、テレビの中継に釘付けになっている人を、ずっと観察していたのですが。そこにいる人達は、とても「真面目」です。朝早くからそこに来て、最終レースまでずっといるそうです。どの馬が来そうか、どのレースは当たりそうか。一週間かけて、懸命に予想するそうです。
もし、その情熱を仕事に傾けていれば。もっと稼げているはずです。それだけ真面目で熱心なのに、エネルギーのかけ方を間違えているので、いつまでも稼げるようになりません。それを見て、私は一生、競売にハマることはないなと、確信しました。
宝くじや競馬を例に出しましたが、これと同じことをやっている人は、世の中にとても多いです。運の良い人は、日々、淡々と、やるべきことをやっています。何かに期待するとか、見返りは求めていません。それが当たり前で習慣だから、やっている。そういう人が、ほとんどです。
毎朝、神社の前で一礼している人と。初詣の時だけ神社に行って、山ほどお願い事をして、なかなか願いが叶わないと文句を言う人と。あなたが神様なら、どちらを応援するでしょうか。ということです。
あなたの運気を上げたければ、日々、淡々とやるべきことをやることです。それで見返りは何も期待しない。それが一番、運に恵まれる方法だということを、運の良い人は経験として知っているのです。
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