時間の使い方が下手な主婦にやってもらったこと
「時間の使い方が下手なんです」と、40代の主婦の方に相談されたので、たった一つのことだけやってもらいました。一日の時間の使い方を、全て紙に書き出す。その場で、これだけやってもらいました。
朝、起きてから、夜に寝るまで。事細かに、どのタイミングで何をやっているか、視覚的に見えるようにしてもらったのです。そうすると、何度も出てくるワードがあります。この人の場合は、片付けとスマホです。一日のうちに、何度も片付けをして、何度も何度も何度も、スマホを触っていたのです。これをやめると、時間は生まれます。
片付けのやり方を、変えてもらいました。毎日、完璧にやろうとすると、いくら時間があっても足りません。平日は7割で、週末の時間のある時に徹底的にやる。このやり方で充分です。家族の協力も不可欠です。使った食器を、流しに運んでもらうことすら、今まではやってもらえなかったとのこと。どうせ言ってもやってくれないと、最初から諦めていました。言い方を工夫して「やってもらえたら助かる」と、協力を頼むことにしました。
スマホをなぜそんなに触るかというと、グループLINEが入ってくるそうです。その人が返信しなくても、会話のやり取りには支障がありません。それであれば、基本的にはスルーして、時間のある時にまとめて見れば、それで問題ありません。
スマホというのは、一度手に取ると、あれこれ見てしまいます。LINEのチェックだけと思っていたら、Yahooを見てTwitterを見て、インスタグラムも見てしまいます。そんなことをやっているうちに、平気で30分経ちます。こういう「自覚のない」時間が、最も無駄で消費が早いのです。
時間がないと言う人や、時間の使い方が下手と言う人は多いですが。具体的にそれをどう改善すればいいのか、分かっている人はほぼいません。それでダラダラ時間だけ過ぎるのです。
ここに書いたように、とても簡単な方法で、時間の使い方は変えれます。その為に大事なのは、まずは「現状把握」です。紙とペンがあれば出来ます。そんな簡単なことすら気付かず、やらない人がほとんどなのです。
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