会社員の給料が増えない単純な理由

会社員の給料は、基本的にほとんど増えません。定期昇給も以前に比べて減っています。残業代が支給されないので、定時で帰る人も多いです。「うちの会社は、やればやっただけ給料を出す」と、会社説明会や面接の際に言われたのに、その約束は守られません。


それはなぜかというと、会社全体の「バランス」の問題です。ある一人が頑張っても、他の社員がポンコツだと、全体的な売り上げは上がりません。数でいうとポンコツの方が多いので、むしろ売上が下がることもあります。


よく言われる話ですが、優秀な2割の社員が、他の8割の社員を支えています。どれだけ優秀な2割が頑張ろうが、ポンコツが8割いるせいで、2割の方には還元されないのです。これが給料が増えない理由です。単純に「仕組み」の問題です。


これを改善すれば、給料を増やすことは可能です。

・雇う人数を極限まで減らす

・完全歩合制にする

・オフィス等の固定費を減らす

・会社に所属するというカタチではなく、マネージメント契約にする

こんな風に変えれば、手取りはもっと増えます。


それなら独立した方が良いのでは?と、思う人も多いでしょうが。そこが間違いの元です。今、売れているのは、個人の力なのか、会社のブランド力なのか、売っている商品の力なのか。そこを冷静に見極めることです。


個人の力で売れている人は、独立してもうまくいきます。会社のブランド力や、商品力に頼っている人は、独立してもうまくいきません。ここを「履き違える」と、独立してから路頭に迷うことになります。

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