99%の人は「たまたま」その仕事をやっている
世の中の99%の人は「たまたま」その仕事をやっています。そこを目指して生きてきた訳でも、子供の頃から憧れていた訳でもありません。何となくフラフラしていたら、偶然が重なって、そこに「収まった」のです。
それでちゃんと食べていけるし、生活も成り立っています。よく考えると、これは凄いことです。小さい頃になりたかった職業に、なれている人があなたの周りに、何人いるでしょうか?ほとんどいないと思います。それが現実です。
逆に考えてみましょう。99%の人は、放っておいても、何かしらの仕事に就ける訳です。ということは、あれをやりたいとか、何になりたいとか、無理に考えなくても良いということです。それを考えるから、苦しくなるのです。なりたいけどなれない。そんな満たされない気持ちになり、常に不安がつきまといます。
私の小さい頃の夢は、ヤクルトの選手になることでした。小学5年生の時にJリーグが開幕し、あっさりとサッカー選手に変わりました。サッカーの強豪校に進学したのですが「これは無理だ」とすぐに分かりました。それ以来、夢も目標も持っていません。
最初に入ったのは、イベントの運営会社です。就職試験に全て落ちたので、100%コネで入れてもらいました。転職したのはネット通販の会社です。そこを辞めて、27歳でコンサルタントとして独立しました。こんな予定ではありませんでした。どこか大きな会社に入り、オフィスラブとかするつもりでした。20代で2回もニートになり、フラフラしていたら、たまたまこうなったのです。
今の仕事は「天職」だと思います。ブログを書いて、仕事と称して女性で話しているだけです。気楽なものです。時間の制約も無いし、休み放題です。何の保証もありませんが、なかなか楽しいです。私には向いています。
特に夢や目標がなくても、こうして生きていけます。偶然というのは、その人が「一番輝けるところ」まで、運んでくれる気がします。だから一番強いし、下手に抵抗しない方が良いのです。
幸運なことに、現代の日本では、フラフラしていても何とかなります。たまたまやり始めた仕事で、成功することもあります。だから焦らず、じっくりやりましょう。大丈夫。あなたに最も適した仕事は、わざわざ探さなくても、そのうち勝手に見つかります。
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