なぜ料理ができるようになっても結婚はできないのか?
「料理で男の心と胃袋を鷲掴み!」そんなことを書いている女性向けの恋愛書は、未だに存在しますが。あれ、間違ってます。そもそも、料理を作れても、あまりアドバンテージにはなりません。
料理が苦手で、作ってもらえると助かる。そういう男にしか、効果がありません。自分で料理をする人や、食べ物に興味がない人。三食コンビニで良いとか、ファストフードや牛丼屋が好きな男。こういう男には、何の効果もありません。
私の感覚でいうと、仕事のできる男は、料理もできます。仕事と料理は、似ている要素が多いので、やっていて楽しいのです。時間のある時や、週末には自分で料理をする。そんな人は、私が知っているだけでも、けっこういます。
ちなみに私は、外食も人並み以上にしますが。釜戸でご飯を炊いたり、魚の煮付けや肉じゃがを作るくらいの料理好きです。フライパン一つで、煮物からフレンチトーストまで、パパッと作ります。
忙しい人やお金持ちは、どうしても外食中心になります。中には「365日外食」という人も、けっこう多いです。日本は食のバリエーションがとにかく豊富なので。どこで何を食べても、ある程度は美味しいです。そんな恵まれた環境であれば、わざわざ嫁の作った料理に頼る必要はありません。
つまり。嫁に料理を作ってほしいと頼る男にしか、料理ができるメリットはありません。しかも、そういう男は、だいたいマザコンです。マザコンは、お袋の味が好きです。常に、それと比較されるので、作っている方はツラいです。
仕事のできる人は、自分で料理ができる。忙しい人やお金持ちは外食する。残ったマザコンは、お袋の味を求めている。というように、料理ができても、あまり意味がありません。それなのに、花嫁修業だといって、料理教室に通うのは「本末転倒」です。
相手が何を求めていて、どうしたらそれを満たせるのか。そこを理解してから行動しないと、こういうことになります。これは、仕事でも全く同じですよ。
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