いただきます、ごちそうさまの語源

食べる前にはいただきます。食べ終わったらごちそうさまでした。親にそう教わり、習慣として言っている人と、言っていない人がいますが。言葉の語源を知っている人は、意外と少ないと思います。


いただきますというのは、その「命を頂く」という意味です。肉でも魚でも野菜でも、生物には命があるので、それを頂く。そういう意味を込めて、いただきますと言うのです。


ごちそうさまというのは、漢字で書くと「ご馳走様」です。これは自分の元にその食べ物が来るまで、多くの人が駆けずり回ってくれたことへの、感謝の気持ちです。


例えば魚であれば、まずは漁師さんが魚を釣り、港で競り落として解体され、お店まで運ばれます。スーパーや魚屋さんで更に捌かれ、見やすく並べてくれる人がいて、レジを打ってくれる人がいる。こうして考えると、たった一切れの魚を食べるにも、多くの人が携わっていることが、よく分かると思います。


このことを本で知って以来、いただきますとごちそうさまに、より気持ちが入るようになりました。意識したことはありませんでしたが、色んな人が届けてくれているのだなと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。


ドラマの「孤独のグルメ」を見ていて気持ち良いのは、主人公の五郎さんが、いただきますとごちそうさまを、丁寧に言うからです。感謝の気持ちを持って、きちんと残さずきれいに食べる。当たり前といえば当たり前ですが、これが意外と出来てない人が多いのです。


小学生のように、大声で言う必要はありませんが。言葉の意味だけでも知っておきましょう。そうすることにより、感謝の念がもっと強くなると思います。

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