ネットで売るのに人柄は必要ない
「ネットで売るのに人柄は必要です」と、教えている人が多いです。それは本当にそうでしょうか?少し、考えてみましょう。
Amazonでモノを買う時、人柄は重視しません。そもそも、Amazonの購入画面には、人が出てきません。人で選んでいるのではなく、商品で選んでいます。人柄がどうとかより、自分の欲しいモノを、安く手軽にすぐに欲しい。そのニーズを満たす為に、Amazonは画面の設計も、サービスの構築もしています。
シンプルで分かりやすく、すぐに買えます。配送料を無料にしたり、当日配送に対応したり。お客様がしてほしいことを、全力でやっています。プライム会員になると、送料もかからないし、朝に注文すると夕方には届きます。それを実現する為に、Amazonは全国各地に、配送センターを作っています。
人柄がどうのこうのなんて、全く考えていません。単純に「規模」で勝負しています。街中の配送トラックや、ミニワゴンの中を覗いてみてください。「8割以上」は、Amazonのダンボールです。それだけ買っている人が、全国的に多いということです。
つまり、人はネット通販でモノを買う時、人柄を重視していません。まずは「欲しいモノありき」です。
① 欲しいモノがある
② 安くて書いやすいところで買いたい
③ すぐに届けてほしい
顧客心理としては、こういう順番です。人柄はそれ以降の話です。お客様は、商品が欲しいのです。人柄が欲しい訳ではありません。そこを勘違いすると、暑苦しいブログや、通販サイトになります。
私はいつも言います。ブログのテクニックとか、見せ方とかどうでも良いです。それよりまずは、お客様が欲しい商品を作ることの方が先です、と。それさえあれば、ブログなんて頑張らなくても、勝手に売れますよ。
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