頭では分かっているのに、行動に移せない原因と改善法

頭では分かっているのに、行動に移せないという人は、とても多いです。個別コンサルに来た人の中にも、そういう人がけっこういます。

・コンサルを受ければ、状況が良くなると分かっていたが、なかなか行動に移せなかった。

・勉強に時間を使えば、もっと売上げを伸ばせると分かっているのに、ついつい怠けてしまっていた。

・行動に移せないと思っているだけでは、何も変わらないと分かっているのに、やはり行動に移せなかった。

こういう感じの人です。

行動に移せない人に、何が足りないかというと。一般的には「勇気」と「決断力」が挙げられます。それも間違っていませんが、私からすると、単に頭が悪いのだと思います。頭が悪いというのは、勉強が出来るとか、そういう意味ではなく。目の前のことの「重要度」が分かっていないということです。それが分かっていたら、人は必ず行動に移します。

例えば。時間もお金もある。自分に必要なことを教えてくれそうな人を、ネットでたまたま見つけた。それがいかに重要なことか分かっていないから。そのまま放置して、売れないまま過ごす。

本をたくさん読めば、知識も知恵も増えて、お客様との会話や、提案内容の質も格段に上がる。それがいかに重要なことか分かっていないから。空いた時間でダラダラと、芸能人のゴシップばかり見ている。こういう人が、本当に多いです。

頭の悪い人は、自分にとって、何が重要で何が重要でないのか、そこの「線引き」が出来ていません。だから、行動に移せないのです。頭で理解したつもりで、行動に移せない人は、単に「知った」だけです。知っただけの人は、知っただけで何も成し遂げられないまま、人生が終わっていきます。

もしあなたが、何かを成し遂げたいのなら。知っただけで終わらせずに、行動に移しましょう。行動に移すコツは簡単です。聞いたことをそのままやってみる。これだけです。成功した人たちは、これをやった人たちです。誰でも出来ることです。勇気も決断力も必要ありません。

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