ヤバイが口癖の人には、本当にヤバイことが起こる
ヤバイが口癖の人には、本当にヤバイことが起こります。人というのは、口癖通りの人生を送ります。
いつも感謝を口にしている人には、また感謝したくなるようなことが次々に起こります。ありがとう、感謝します。こういうことばかり言っていれば、またありがとう、感謝します、と言う機会に恵まれます。腹が立つ、許せない。こういうことばかり言っていれば、また腹が立つ、許せない、と言う機会に恵まれます。
言葉には「言霊」と言って、とてもつもないパワーがあるのです。口に出したことは、そっくりそのまま再現しようと、見えない力が働きます。これが言霊の正体です。
ヤバイが口癖の人は、何でもかんでもヤバイと言います。良いことも悪いことも、美味しいも不味いも、全てヤバイで片付けます。ボキャブラリが不足しているのです。ヤバイを連呼すると、バカに見えます。渋谷にいるような、10代の学生ならまだ可愛げがありますが。結構いい年した大人でも、ヤバイ、ヤバイと言っています。
出川哲朗さんは、仕事だから言っていたのです。ヤバイよヤバイよと言い続けた結果、胆管炎という病気になり、入院してしまいました。復帰後は、あまり言わなくなりました。最近では、言わない番組の方が、圧倒的に多いです。普段は決して、ヤバイよヤバイよとは言ってないと思います。本当にヤバイことばかり起きていたら、あんなに長くテレビに出続けることは不可能です。
世間の人の方が、圧倒的にヤバイを連呼しています。何を食べてもヤバイ。嬉しくてもヤバイ。奇跡が起きてもヤバイ。日常がヤバイで溢れているのです。親がヤバイを口癖にしていると、子供もヤバイと言うようになります。友達同士では、ほぼヤバイのみで、会話が成立します。
そんな人が会社の面接に行くと、ヤバイしか言えません。他の言葉を知らないからです。そんな人を採用してくれるのは、ヤバイ会社だけです。そこでヤバイ仕事をさせられ、ヤバイ大人になっていくのです。漫画みたいな話ですが、本当に起こっていることです。
幸いにも、うちのお客様には、こういう人はいません。もし来たら、やんわりとこう言うと思います。「まずは、ヤバイをやめませんか?」たったこれだけで、悩み事が解消することもあると思います。そのくらい、言葉の力というのは強力なのです。
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