手に職があっても安泰とは言えない
将来が不安だから、何か手に職をと言って、資格を取りたがる人は多いです。が、よく考えてみてください。いくら手に職があっても、その職自体に「需要」がなければ、仕事としては成立しません。
大事なのは、手に職を持つことではなく、需要のある仕事をすることです。こんな大原則が分かってない人が、女性にはとても多いです。
職人と呼ばれる人は、時代と共に減っています。需要が変化しているからです。お酒を作る杜氏という仕事があります。昔は日本全国に酒蔵があり、杜氏の数も多かったのですが、今は年々少なくなっています。お酒を飲む人が減ったのと、その仕事をやる人が減ったのです。
需要というのは、買う側ではなく、仕事をする側のことも言います。両方があって、初めて仕事は成り立ちます。
自動化やロボット化が進み、AIやドローンも実用化されています。中国では既に、無人のレストランがあります。人間がやる仕事は、この先もどんどん減ります。そんな時代に、悠長に資格なんて取ってる場合ではないのです。
人が買いたいと思うもので、人間にしか出来ない仕事。それをやれる「ごく一部の人」だけが、安泰なのです。手に職ぐらいでは、まだまだ危ないということを、肝に命じておきましょう。ましてや、すぐに取れる資格で、一生食べていける訳がありません。
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