売れないお店が無理に売ろうとすると更に売れなくなる
新千歳空港に、北海道ラーメン道場という人気のラーメン店が、10軒集まった施設があります。それだけ集まっても、えびそばで有名な一幻の「一人勝ち」で、他の店舗は閑散としています。
以前はここまで混んでいなかったので、私も一幻に行っていたのですが。東京でも普通に食べれるので、最近は違うお店にしています。一幻は入口すぐで、他のお店が奥に両サイド並んでいる。そんな設計なのですが。進むごとに、熱心な「売り込み」に遭います。これが非常に迷惑です。
売れないお店ほど、店員が大きな声を張り上げています。有名な味噌ラーメンだとか、一番人気はバターコーンだとか。押しに弱い人や、こだわりのない人なら、これで来るのかもしれませんが。店内の閑散とした状況を見ると、そういう人は少ない様子。やはり、売り込みをされるのは、誰しも嫌なのです。元々、人気が無いのに、無理に売り込もうとすると、更に嫌われる。そういうことです。
売れているお店は、こんなことしません。どんどんお客様が入ってくるので、その対応で手一杯です。一幻は、外までズラッと人が並んでいます。それを見ると、初めて来た人でも、人気があるんだなと分かります。美味しいに違いないと、思い込みます。こうして、売れているお店には、ますます人が集まるのです。
お客様を増やすには、実際に来ているお客様を見せるのが一番。一幻はそのことが、よく分かっているのでしょう。賢いやり方だなと思います。
これを個人レベルに、置き換えてみましょう。売れない人ほど、熱心に売り込んでいます。それで更に嫌われます。あなたのやるべきことは、熱心な売り込みではありません。お客様がどんなものを欲しがっていて、何に困っているかを探ることです。それが提案できて、きっちり解決できたら、向こうから買いに来ます。
売り方やマーケティングの前に、まずは「商売の基本」から学びましょう。それすら出来てない人が、ほとんどなのです。
→失敗しないコロナ時代の働き方と稼ぎ方が学べる、12年間で3,600名以上の女性の人生を変えた個別コンサルの詳細はこちら
0コメント