ネットに載ってないことをどれだけ言えるかがその人の付加価値

会話をしていて、ネットに載っていることだけを口にする人がいます。それを聞かされている方は、退屈に感じます。


そのネタは、ここに来る前に、スマホで自分も見ています。既に知っていることです。知っていることを言われても、ただの「確認」にしか過ぎません。「昨日、あの番組見た?」と、昭和の時代にやっていたことが。「Yahooで見たけど」と、言っているのが令和の時代です。やっていることは、何ら変わっていません。


話の面白い人やネタの豊富な人は、ネットに載っていないことだけで、会話を成立させます。本を読んでいると、ネットに載っていないことが、これでもかと載っています。ネットには書けないことが、本には書けるのです。


作家は、無料読者(ネット)には冷たいですが、有料読者(本の購入者)には、とても優しいです。取っておきの裏ネタが、余すことなく書いてあります。ネットは数百万人、数千万人が見ます。本は、売れても1万部です。そもそも、読んでいる数が少ないので、簡単に「知の差別化」が出来るのです。


実体験はもっと強いです。その人だけにしか話せません。笑福亭鶴瓶さんの話がおもしろいのは、実体験ばかり話すからです。「昨日、家族の乾杯のロケで、山形のおばあちゃんに声かけられて」と、話し始めるとみんな聴きたくなります。鶴瓶さんにしか、出来ない話だからです。


毎年やっている、つるべ噺というイベントは、5日間のチケットが「即完売」です。あれだけテレビに出ているのに、生の話を聞きたいという人が、それだけ多いという証です。


分からないことを、その場ですぐにスマホで調べるのは悪いことではありませんが。情報を全てネットに頼ると、つまらない人になってしまいます。ほんの少しだけでも、自分しか持っていない情報を付け加えると、会話の途中で相手の目の色が変わります。


5分だけ街を歩いてみる。数ページでも本を読んでみる。たったそれだけのことで、目の前の相手を驚かすことは可能です。それすらしない人が、ほとんどなのです。

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