アフタヌーンティー・ティールームで私が学んだこと
大学時代に三年間、アフタヌーンティー・ティールームでバイトをしていました。そこで学んだことは「おばちゃんは、若い男に甘い」ということです。
基本的に、アフタヌーンティー・ティールームでは、女性のスタッフが中心です。私がいた店舗だけ、特別に男が多く在籍していました。40人中7〜8人は、男がいました。メインの顧客は、お金持ちのマダムです。マダムは、女性のスタッフには厳しいです。
オーダーした品が遅かったり、お水をこぼしたら、すごく怒ります。そこに男のスタッフが行くと、コロッと態度を変え「いいの、いいの、大丈夫」と、笑顔で返してきます。あれだけ怒っていたのに、帰り際にテイクアウトのパンや、紅茶とクッキーの詰め合わせまで、買っていきます。
これに味を占めた私は、当時、テイクアウトの売上が、バイトなのに日本一でした。本社の偉い人が、わざわざ視察に来たほどです。やっていることは簡単。おばちゃんに愛想良くしているだけです。それでホイホイ商品が売れていきました。
この時の経験があるので、起業する時も年上の女性をメインのターゲットにしました。おばちゃんは「若くてシュッとした男の子」が好きです。それを演じました。結果、売れました。
韓流ブームを見ても、そうです。おばちゃんは、東方神起には、いくらでもお金を使います。グッズも買うし、ライブにも行きます。その一方で、KARAには一銭も使いません。これが30代以上の女性の特徴です。
何が言いたいかというと、自分のことを、一番買ってくれるのは誰か。どんな人なら、お金を払ってくれるのかそこをしっかりと、考えましょうねということです。
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