仕事ができるようになるには、労働時間を「圧縮」すること
「今より仕事ができるようになりたいです」と、会社員の方に相談されました。
一番簡単な方法は「働く時間を短くすること」です。今まで一週間かかっていたことを、三日でやってみる。二時間かかっていたことを、一時間でやってみる。一時間かかっていたことを、30分でやってみる。このように、時間を「圧縮」することが、仕事ができるようになるコツです。
会社員はとりあえず会社にいるだけで、給料がもらえます。早くやってもゆっくりやっても、どうせ同じ給料なら、ゆっくりやろう。そういう人がほとんどです。だから、いつまでも仕事ができず、給料も上がらないのです。
私も会社員の時、ダラダラやっていました。9時から18時までは会社にいないといけないので、わざとゆっくりやっていました。「ギュッ」とすると、仕事は14時には終わります。それを18時まで引き延ばすのです。時間の無駄だなと思い、辞めることにしました。
今の私の労働時間は、会社員の時と比べて、4分の1くらいです。長くても2時間、短い時は0分です。それでも当時より、遥かに仕事ができるようになり、収入も増えました。仕事なんてせずに、朝からどんどん出かけます。そうすると、仕事をする時間がありません。お客様からのメールは、毎日来ます。集中力と処理速度を上げないと、対応ができません。それをずっとやっていると、勝手に仕事のレベルは上がります。
会社員でも、何かと用事を作って、会社にいる時間を短くするべきです。そうすると、自分のデスクにいる時は、全力で取り組むことになります。やることをやって、さっさと出ていきましょう。そうすると、周りの評価が変わります。
デスクにいる時は、集中してデスクワークをして、頻繁に外回りをしている。そんな風に「勘違い」してもらえれば、しめたものです。外に出たら、自由時間を好きなだけ満喫すれば良いのです。本屋さんに行くのも良し、映画館に行くのも良し、どこかで昼寝するのも良し。好きなことを、好きなだけやりましょう。
どんな業界のどんな会社でも、トップクラスの成績を上げる人は、冗談抜きでこんな人ばっかりです。どこに力を注ぎ、どこで手を抜くか。それが分かっている人が、最も仕事ができます。
あなたもそこに近づけるように、今日から働く時間を圧縮してみましょう。仕事の成果も、周りの評価も、ガラッと変わりますよ。
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