「コロナでも売れる商品やサービスとは、どんなものですか？」とよく聞かれるので、ここで改めておさらいしておきましょう。

・衛生商品

マスクや石鹸、除菌スプレー、除菌シート、アルコール消毒液等はしばらく売れ続けると思います。今後は「定番品」として、テイッシュやトイレットペーパーのように買いだめしておくという人が多くなると思います。マスクは既に行き渡っている感はありますが、夏場は暑さを軽減できる用の商品が次々に出ています。秋から冬にかけて、最流行期を迎えると、更に需要は高まるでしょう。

・食料品

カップ麺や袋麺、缶詰やレトルト食品、冷凍食品は好調です。今すぐに食べなくても、いつまた買い占め騒動が起こるか分からないという不安感を持っている人は一定数いるので、そういう人はコロナ騒動が収まるまでは買い続けると思います。

・キッチン用品

家にいる時間が長くなり、今までよりも料理に時間を使えるようになりました。古くなったので買い替えてみようかなとか、便利で新しいものが欲しいなという人は増えています。子供と一緒に作れるお菓子作成キット等も伸びました。

・家飲み関連商品

居酒屋に行けなくなったので家飲みする人が増えました。雑誌でもよく特集されています。グラスや器、珍しいお酒やアテ、缶詰なんかがよく紹介されています。

・掃除道具

外出が規制されたことにより、家の大掃除をする人が増えました。その際に掃除道具を新調したり、こんなものが便利とネットやテレビで見て買いに行ったりという人も多いです。100均で買えるものやニトリの商品、近所のドラッグストアやホームセンターで買えるものが人気です。

・運動器具

コロナ騒動が始まった直後、家電量販店の売れ行きナンバー1は、家庭内で使える運動器具でした。運動不足になることを見越し、ヨガマットやバランスボール、小型のランニングマシンやフィットネスバイクがよく売れていました。それに伴い、ヨガウエアやスポーツレギンス等も売れるようになりました。

・自転車

都心部では満員電車を避ける為に自転車に乗る人が増えています。特に小型の折り畳みできるタイプであれば、オフィスに持ち込めるので、人気があるようです。この傾向はしばらく続く気がします。

・ちょっと良い椅子

在宅勤務やテレワークが定着し、今まで使っていた椅子では腰が痛くなるとか座り心地が良くないという人は、ちょっと良い椅子を購入しています。数万円出せばそれなりのものが買えるので、毎日使うことを考えれば、そんなに高くはありません。今が絶好の売り時だと思います。

・サブスクリプションサービス

アマゾンプライムやNetflix、DAZN等、家のパソコンやテレビで定額で見放題のサービスは、もはや「定番化」していますが、コロナでその勢いは更に加速しています。どんな状況になろうとも、エンターテイメントを求める人の欲求は無くならないので、手堅いサービスだなと思います。

・オンラインサービス

私もそうですが、対面式の仕事が全て非対面に変わりました。今までは人と直接会っていたのが、画面越しになりました。この現象はありとあらゆる業界で起こっています。英会話、ピアノ教室、ボイスレッスン、箸の持ち方教室、カウンセラー等、最近、相談に乗っただけでも多くの業種でオンライン化が急速に進んでいます。この傾向はますます強くなるので、早めに対策しておきましょう。

ということで、ザッと書いてみました。あなたの商品やサービスに当てはまっていれば良いのですが、そうでなければ当てはまるように工夫しましょう。商品自体を変えるのか、見せ方を変えるのか、売り方を変えるのか。やり方は色々ありますが、今のままでは難しいので、やれる事は全てやりましょう。それがコロナ時代に生き残る道です。

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