なぜ売れないのかよりなぜ売れるのかを考えよう
なぜ売れないのかよりなぜ売れるのかを考えた方が、売れるようになります。
ほとんどの売れない人は、なぜ売れないのかを考えます。売れない理由を探し、売れない事例について敏感に反応します。ニュースでいえば「失敗、減少、倒産」といったキーワードをついついクリックしてしまいます。
それを見て、心の中で安心しているのです。自分だけじゃない、とか。大手企業でも、失敗することがあるんだから大丈夫、とか。日本人にはこういう人が多いですが、はっきり言ってむなしいだけです。そこからは、何も生まれません。
人の脳は、考えていることを忠実に再現しようとします。あなたが、売れないということを考え続けていたら。そういう現実が、目の前に現れる。これは、脳科学の観点から見ても、実に正しい話です。
一方、売れている人は、売れていることに敏感です。同じようにニュースサイトを見ていても「成功、成長、増加、飛躍」といったキーワードをクリックします。脳が自然と、そういうキーワードに反応ように、普段から習慣化されているのです。
売れているということは、必ず「売れている理由」があります。商品力かもしれないし、ネーミングかもしれません。売り方かもしれないし、売っている人のキャラクターかもしれません。フォトジェニックに力を入れているかもしれないし、SNS一切禁止!というやり方かもしれません。それを丁寧に見ていけば、必ず自分の仕事にも活かせます。そういう視点を持てれば、売れる人の思考が身に付きます。
うちのお客様には、実は、既に売れている人もたくさんいます。そういう人に限って、自分がなぜ売れているかを分かっていません。だから、不安なのです。今は売れていても、これからどうなるか分からない。どうしたら良いか相談したい。そういうパターンが、とても多いです。
既に売れている人にいつも言うのは、たった一つです。「売れている理由を探しましょう」これだけです。なぜ売れているのか、なぜ買ってくれているのか。そこが分かれば、売上げの「再現」ができます。
私は、自分が売れている理由をほぼ完璧に把握しています。だから、どれだけ不況になろうとも、売上げの再現ができる自信があります。こうなると、強いですよ。
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