料理が出てくるまでにやっていることで収入に差がつく

飲食店に行った時、料理が出てくるまでにやっていることで、収入に差がつきます。


神保町にある、有名な天丼屋さんに行った時の話です。人気店なので、常に満席です。メニューは天丼かエビ天丼のみ。江戸っ子らしく、潔いです。L字のカウンターで、10席くらいなので、厨房も他のお客様の様子もよく見えます。で、観察していた結果ですが。私以外の全員が、スマホをいじっていました。


場所柄、学生も年配のサラリーマンもいます。女性もけっこう多いです。にも関わらず、入れ替わり立ち替わり訪れる全員が、スマホいじりに夢中です。これだけの人気店なのです。きっと、学べる材料が、山のようにあるはず。と、思うのが、稼げる人の発想です。


10人のお客様を、3人の従業員でさばくには、連係プレイが必要です。そこには決して無駄な動きはありません。大将格のリーダーは、特に凄いです。目の前の天ぷらを見ながら、どこの席がいつ空いて、今は何人並んでいるか、常に見ています。


それを、私が見ています。私は自分でも毎日料理をするので、料理人の動きを見るのが好きです。どういう順序で作ったら、一番無駄が無いか。観察しているとよく分かります。料理教室に行かなくても、クックパッドを見なくても。食べに行ったお店で見ていれば、勝手に覚えます。


このように、目の前で起こっていることを注意深く観察するだけで、最高のマーケティング材料になるのに。それを自ら放棄している人が、とても多いです。そういう人に限って、ビジネス書を大量に読んでいたり、高額なセミナーに行っていたりします。ズレているのです。やっていることが。


そこでずっとお店をやっているということは、それだけ多くの人が来ているということ。もしくは、何度もリピートしている人が、たくさんいるということです。そこには必ず商売のヒントがあるし、あなたの仕事にも活かせます。ということを意識して、行動に移すだけで、あなたの収入はどんどん増えますよ。

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