労働時間が長いのに成果が出ない人の特徴
労働時間が長いのに成果が出ない人というのがいます。そういう人の特徴は「基礎が全くできていない」ということです。仕事の基礎といえば、以下のようなものです。
・TPOに合わせた挨拶
・速やかな連絡&報告
・丁寧な言葉使い
・周囲への配慮
こういうことができていないから、いくら頑張っても成果が出ません。本人は頑張っているつもりでも、知らず知らずのうちに、周りを「不快」にしているのです。
公衆の面前で、周囲の人が振り向くほどの大声で、挨拶する。相手が待っている状況で、メールを見ているのにも関わらず、その場で返信をしない。ボキャブラリーが少ないので、適切な言葉使いが出来ない。失礼な発言を連発する。自分一人が頑張れば良いと思って、ひたすら頑張るが、それが逆に周りに迷惑をかけている。全て、私がこの目で見てきた「実話」です。
こういう人は、周りから応援されません。だから、成果も出ない。そういう話です。このことを理解しない限り、永遠に成果は出ません。
こういう人に限って、売れているビジネス書を熱心に読んでいたりします。次から次へと買い漁り、勉強しているつもりですが。基礎ができていないので、その知識や知恵は、本人のものになりません。自分は頭が悪いからという間違った方に解釈して、更に頑張ってしまい、労働時間が増えます。という「負のスパイラル」に入っていることに、本人が気付いていません。
大切なのは、まずは基礎をしっかりやることです。それが出来たら、少なくとも周りからは嫌われることはありません。基礎ができていれば、あらゆる応用に対応できます。これは勉強でも仕事でも恋愛でも同じです。
今、いくら労働時間が長くても、成果が出なくて困っている人は。基礎が疎かになっていないか、もう一度、見直してみましょう。一番良いのは、周りの人に客観的に、教えてもらうことです。自分ではOKラインでも、周りから見たらNGの可能性もあります。それが出来たら大丈夫。あなたの仕事の成果は、ぐんぐん出始めますよ。
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