自粛でお金が「余っている」人も多いことに気付こう
メディアに出てくるのは、コロナショックで生活が困窮している人や、売上が激減したお店や企業です。その方が分かりやすいし、共感されるからです。そういう人を紹介すると、視聴率やPVが伸びます。
一方、自粛の影響で、お金が「余っている」人も多いです。こういう人は、メディアには出てきません。反感を買うからです。誰も共感しないし見ません。だから取り上げません。が、確実に存在します。GWに家族四人で、海外旅行に行くつもりだった人は、50万円〜100万円くらい浮きました。そのくらい払える、余裕のある層です。そんな人が、日本には数十〜数百万人もいるのです。そういう層が、欲しがるものを用意すれば、買ってもらえるチャンスはあります。そのことに気付くべきです。
誤解してほしくないのは、高いものを売れと、言っているのではありません。こんな状況でも、お金に余裕のある人が、結構いるんだということも、知っておこうね、という話です。メディアに出てくる人が、困っている人が多いので、みんなが困っていると錯覚しますが。よく観察してみると、実はそうではありません。そういう視点があると、商品やサービスの「幅」が、グッと広がります。そうすると、チャンスの幅も広がるのです。
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