高学歴でプライドの高い女が仕事ができない理由

「高学歴でプライドの高い女が、職場の上司にいるのですが、その人は全く仕事ができません」と、32歳の会社員から相談されました。よくある話です。

高学歴な人は、世の中のごく一部です。その論理だけで考えていても、多くの人は理解できません。ほとんどの人は、低学歴です。この上司は、低学歴の人に指示を出します。ということは、低学歴の人が何を考え、どう動くかを把握していないと、的確な指示が出せません。この上司はそこに気付いていないのです。

言い方を変えると、いかに「バカに合わせるか」です。それが出来るかどうかで、部下の動きが変わってきます。プライドが高い人は、それを極端に嫌がります。なぜこの私ともあろう人間が、そんなことしないといけないのか。本気でそう思っています。だから人が付いてこないのです。

本当に頭の良い人は、柔軟にバカに合わせます。即座に相手のレベルを察知し、言い方や説明方法を変えます。プライドが高いと思われると損なので、そんな風に見えないように工夫します。それが真の「頭の良さ」です。

この上司は、ピークが学生時代なのです。テストは出来ましたが、そこで止まっています。そう考えると、かわいそうな人です。部下はバカのふりをして、こう言ってみればいいのです。「すみません。バカにも分かるように、説明してください」と。そこまで言っても、まだ気付かないようであれば、安心してください。この上司は、そのうちどこかに飛ばされます。高学歴でプライドの高い、仕事ができない社員は、会社としても迷惑なのです。

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