「ありがとう」は心に余裕が無いと言えない

どんな自己啓発本にも、運気の本にも、感謝が大事だと書かれてあります。それをそのまま実行すれば良いのですが、なかなか出来ない人がいます。


理由は一つです。心に余裕が無いからです。周りのことが見えず、自分のことでいっぱいいっぱいになり、それが出来ないのです。だからいくら本を読んだり、アドバイスをもらっても、すぐに取り入れることができず、事態が好転しないのです。


気持ちは分かります。生きていると、確かにそういう時もあります。それ自体はおかしなことではないし、誰にでも起こり得ることです。少し考え方を変えてみましょう。周りに感謝できる人は、心に余裕がある人です。そういう人は、常に「ありがとう」と言っています。それを真似して、同じように口に出してみれば良いのです。


心の底から思っていなくても構いません。言えるチャンスかな?と思ったら、とりあえず言ってみるのです。それを繰り返しているうちに、言うチャンスに気付きやすくなり、実際にそのチャンスが巡ってきます。感謝を伝える機会は無いかな?と、常に探すようになるからです。ここまで来ると、もう大丈夫。立派に心に余裕が出来ています。


実を言うと、私も昔は全くといっていいほど、周りに感謝を伝えることを、していませんでした。やってもらって当然だと、本気でそう思っていたのです。色々と本を読むようになり、半信半疑で試してみたら、効果が抜群にありました。そのくらい「ありがとう」という言葉には、力があるのだなと痛感しました。


今では感謝ばっかりしています。何かもらったり、してもらったら、すぐに言います。今日は誰かに何か言えないかな?と、常に探しています。それを繰り返しているうちに、元々良かった運気が、どんどん良くなりました。これからも益々良くなると思います。やったことはただ一つ。素直に感謝の気持ちを、周りに伝え続けただけです。これ、本当の話です。

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