飲食店のクーポンは期間が短い方が使ってもらえる
飲食店を経営している方から「コロナ対策のクーポン券の期間は、どのくらいがいいでしょうか」と、相談されました。短ければ、短い方が良いです。その方が使ってもらえます。
期間が一ヶ月あれば、また今度でいいかとなり、忘れ去られます。一週間とか三日間であれば「その期間内に行こう」となります。それだけ記憶に残りやすいからです。コンビニを参考にすると、良いと思います。セブンもローソンもファミマも、クーポンやキャンペーンを、年がら年中やっています。ほとんどが二週間以内です。早いものは、5日間の場合もあります。そういうものほど、反響が大きいです。
最悪なクーポンは、スタンプカードです。スタンプがいくつ貯まったら、500円引きとか言われても、時間がかかりすぎます。同じようなカードが、財布にいくつも入っていて、気付いたら期限が過ぎています。結局、誰も得しません。
クーポンを発行するなら「明確な意図」を持ちましょう。それを使って、何をどうしたいのか。そこまで考えた上でやらないと、ただの「安売り」で終わります。潰れていく飲食店は、ほぼ全てこのパターンを辿っています。
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