客よりお客さん。お客さんよりお客様と呼ぼう
お金を払ってくれている人のことを、何と呼んでいるかによって、商売がどれだけ続くかが決まります。老舗の企業やお店は、必ず「お客様」と呼んでいます。買ってくださったことに対し、感謝の気持ちを持ち続けているので、それが自然な呼び方になります。
逆に、一時的に売れても、すぐに潰れる企業は、客と「呼び捨て」にしています。小説や映画に出てくる詐欺師を思い出してみてください。必ず、客と呼んでいます。「金づる」としか思っていないので、そんな失礼な表現ができるのです。
ほとんどの人は、お客さんと呼んでいます。それは間違いではありませんが、もう一段階上のレベルが、お客様と呼ぶことです。最初は違和感がありますが、慣れるものです。良い具合に馴染んできたら、感謝の気持ちも芽生えてきます。そうすると、お客様と良い関係が結べるので、商売としては長く続くようになります。
私も以前は、ブログにもお客さんと書いていました。今は、お客様と書いています。老舗企業や高級ホテルでは、バックヤードでも必ず、お客様と呼んでいることを、本で読んで知ったからです。それは良いなと思い、すぐに実行しました。そうしてから、感謝の念がどんどん湧いてきました。リピートや紹介も、更に増えました。
簡単な方法ですが、効果抜群なのが、お金を払ってくれている人の呼び方です。是非、試してみてください。
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