日本でIT化が進まないのは失業者が増えると思い込んでるから

IT化が進むと、失業者が増えるというのは、ただの思い込みです。失業者が増えるのではなく、仕事が「変わる」のです。人手が必要ない仕事から、人手の必要な仕事へ、労働力の「移動」が起こります。そこを履き違えている人が、IT化に懸命に反対しているのです。


コロナ騒動でよく分かったと思いますが、日本は今や「IT後進国」です。近隣の中国や韓国に比べて、100倍くらい遅れています。10万円の申請を、全て手作業でやっていると知れば、世界に笑われます。が、それが「現実」なのです。


ロボットがやった方が早い仕事は、いくらでもあります。先日、住民票を取りに、区のサービスセンターに行きました。たった一枚の紙切れを出す場所に、職員が5人いました。ローソンのロッピーみたいな端末で、必要事項を入力すれば済む話です。家から申請できるようにすれば、時間のロスも防げます。やろうと思えば出来ますが、この国ではやりません。


暇な5人の雇用が、無くなるからという理由です。この5人は、ここで仕事を失っても、他の仕事をすれば良い話です。誰でも出来る仕事であり、この人がやらないといけないという、仕事でもありません。そういう仕事は、いずれにせよロボットに奪われます。それなら早いうちに変化しておいた方が、社会的にはロスが少ないです。


コロナの影響で、ウーバーイーツで働く人が急増しました。今まで違う仕事をしていた人が、需要のある仕事へ「鞍替え」したのです。アメリカでは、アマゾンが1,000人単位で、募集をかけています。レストランは閉鎖されても、ネット通販を利用する人は多いので、そこには人手が必要です。


こういうことは、どんな時代でも起こります。日本人は変化に弱いので、新しいことを試そうともしません。それが変化のスピードを遅らせています。気付いたら「後進国」になっています。これを個人に置き換えてみましょう。変化に強い人だけが生き残り、変化に弱い人は取り残される。歴史上、これは常に繰り返されています。そのことを、よく覚えておきましょう。

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