最も売れやすい値段や価格帯とは?
「最も売れやすい値段や価格帯は、どのくらいですか?」と、よく質問されます。これに対しての回答は明確です。あなたのお客様が、最も「払いやすい」値段や価格帯に、設定することです。
例えば、小学生向けの商材であれば、買う側の小学生は、数十円〜数百円なら払いやすいです。そのあたりの価格帯にすると、最も売れやすいです。だから、ほとんどのお菓子は、そのくらいの設定になっているのです。東京のオフィス街にある定食屋は、ランチで700円〜1,000円が多いです。それ以上になると、急激に客足が遠のきます。お弁当屋さんは、500円(ワンコイン)前後にしています。中には290円というところもあります。会社員の懐事情を、考慮しての価格設定です。
そこで、あなたの商品です。どんな人が買うのか。その人はどのくらいお金を持っていて、どのくらいその商品に使うのか。真剣に考えたことがあるでしょうか?ほとんどの人がないと思います。同じような商品を売っている人の値段を、そのまま真似ている。そんな人が大半です。だから売れないのです。
あなたと同じような人に、売りたいのであれば、話は簡単です。普段、自分がどこでどんな物を、いくらで買っているか。思い出してみましょう。で、もし自分の商品を買うとしたら、いくらまでなら出せるか。そこを考えてみましょう。今つけている値段が、それよりも高ければ、お客様も同じように思っています。ちょっと割高だなとか、コスパ悪いなと思われています。
正解はありません。適正価格なんて、その時々でコロコロ変わります。昨日まで100円の価値もなかった絵画に、ある日突然100億円の価値が、つくこともあるのです。ネットでやっている以上、値段はすぐに変更可能です。今みたいにお客様が少ない時期に、どんどん試してみましょう。大丈夫。どうせそんなにお客様は来ません。だから気を使う必要もありません。納得いくまで、何度でもやれば良いのです。
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