相談されたら、まずは感情移入する
相談されたら最初にやることは、まずは相手に感情移入することです。そうすることにより、相手の立場になって考えて、解決策が思い浮かびやすくなります。
個別コンサルには、本当に色んな人が来ます。国家公務員も、大手のエリート社員も、20代のギャルも、普通のおばさんも、お金持ちのマダムも、現役風俗嬢も来ます。そんな人たちに、どうやって感情移入するのか、疑問に思うかもしれませんが。簡単な話です。
私は普段から、小説を大量に読んだり、映画もよく見ています。小説にも映画にも、様々なキャラクターが出てきます。自分の全く知らない世界です。そこで個別コンサルに会う人たちの「リハーサル」をしているのです。
警察小説を読んで、エリート官僚の軋轢を学んだり。ギャルが出てくる映画で、独特の言葉使いや価値観を知ったり。風俗嬢をテーマにしたノンフィクションで、その世界の裏側を勉強したりします。こうして本や映画で「予習」しておけば、どんな人にも興味が持てて、感情移入できるようになります。
この人はあの本に出てきた人物に、ちょっと似てるなとか。昨日見た映画と、全く同じ環境で育ったんだなとか。そんなことが、しょっちゅう起こるのです。
もちろん単純に本が好きだから、たくさん読んでいるというのもあります。それはそれで良いのですが、仕事にも「活かせる」部分が、いくらもあるということです。
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