【エッセイ】崎陽軒のシウマイ弁当ってそこまで美味いか?
納得いかないのが、崎陽軒への過度な評価だ。あれ、そんなに美味いか?
よく考えてほしい。ただのシュウマイじゃないか。あんなもの、特別でもなんでもない。冷凍食品の定番として、親の作るお弁当にもよく入っている、安価で手軽な食べ物だ。
食わず嫌いは良くないので、当然、食べたことはある。それを踏まえて言っているのだ。芸能人がよく崎陽軒について語るが、味覚音痴なのかな?と思う。絶賛されるほどの味とは、到底思えない。
そもそも駅弁が嫌いだ。あの狭いスペースで、動いている状態で、周りに気を使いながら食べても、満足な食事とは言えない。作ってから時間が経っているのも嫌だ。最近は紐を引っ張ると、温かくなるものもあるらしいが。いくら温め直したところで、作った時間は同じだろうよ。そんなもの食べるなら、旅先で出来たてのものを食べた方が、圧倒的に味わい深いと思う。
弁当が食べれなくなったのは、20代前半にイベント運営会社にいた影響。毎週末のように、冷めた揚げ物ばかりの弁当を、短時間で詰め込むように食べさせられた。それ以来、弁当全般がダメになった。コンビニ弁当はもちろんのこと、女の手作り弁当もNG。ピクニックに弁当持参で来られたら、軽く「殺意」を覚える。
食事で大事なのは、作ってから食べるまでの時間を、いかに短くするかだ。どんな食べ物でも、出来立てが一番美味しい。
崎陽軒のことを書こうと思ったら、最終的には弁当がいかに嫌いかという話になってしまった。
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