夫婦円満の秘訣はお互いが一人の時間を持つこと

夫婦円満の秘訣は、お互いが一人の時間を持つことです。


別々に住んでいた男女が、同じ家に住むことになると、ストレスを感じます。一人になれないからです。今までならゆっくり出来ていた読書が、相手が気になって出来ません。家のどこにいても、相手の気配を感じます。常に見られている気がします。これがストレスになるのです。


休日に映画を観に行くと言ったら「一人で行くなんてずるい」と、言う嫁がいます。この時点から、男の気持ちは冷めていきます。一人で映画を観ることすら許されないのかととても窮屈に感じます。


「じゃあ私は本を読んでるね」と言って、明るく送り出してくれる嫁もいます。そういう相手なら、ストレスを感じません。帰ってきてから、それぞれの映画や本の感想を、言い合うことができます。こういう夫婦は長続きします。


寂しいと言って、常に一緒にいたがる人は、相手に「依存」しています。依存された側からすると、それはしんどいです。一人で平気な人は、精神的に「自立」しています。そういう人同士なら、一緒にいてもしんどくありません。


夫婦の関係を長続きしたければ、一緒にいる時間を増やすより、一人でいる時間を増やすことです。そうすることにより、ストレスが軽減され、お互いが自立できるのです。無理に仲良くしようとすればするほど、ストレスが溜まるということを、よく覚えておきましょう。

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