自己啓発本を読む意味や効果はあるのですか？

「自己啓発本を読む意味や効果はあるのですか？」と、個別コンサルで相談されました。

自己啓発本に限らず、どんな本からも、学ぼうと思えば学べます。エッセイでも小説でも専門書でも、役に立つこともあるし、役に立たないこともあります。

大事なのは、読む側の「姿勢」であり、何かを得ようという「意欲」です。ジャンルや著者の問題ではありません。意味があるから読むとか、効果があるから読むとか、損得で考え始めた時点で、もう読まない方が良いです。そういう人は、どんな本からも学べません。

同じ本を読んでも、感じ方は人それぞれです。誰かが良いと言っていたからといって、あなたも同じように感じるとは限りません。アマゾンのランキング1位といっても、全く面白くないこともあります。名著だからといって、他の人と同じように感動するとか、心を打たれることもありません。

大切なのは「あなたにとってどうか」という話です。その一冊を見つける為に、本が好きな人は、何十冊、何百冊と読むのです。

どんなジャンルの本でも構いません。本屋さんに行って、ピンときたものを手に取り、パラパラとめくってみる。たった一箇所でも良いなと思う部分があれば、その場で買ってみる。そういう経験を積み重ねていけば、あなたにとって意味のある、効果のある本と必ず出会えます。焦らないことです。

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