合格祈願に行く暇がないほど勉強した方が合格率は上がる
受験の際に、合格祈願に行った経験のある人は多いと思いますが。それで受かるなら、全員受かっているはずです。
熱心な人は、どこの神社はご利益があって、どんなお守りが効果あるのか、ずっと調べています。そんなことをする時間があるなら、単語の一つでも覚えた方が、はるかに効果的です。
京大芸人として有名な、ロザン宇治原さんの相方、菅さんが書いた「身の丈に合った勉強法」という一冊に、象徴的なエピソードがありました。初詣として、合格祈願に行かないのかと聞くと、宇治原さんはこう答えたそうです。
「寒い時に外出たら風邪ひくやろ」
確かにその通りです。初詣ということは、冬の真っ盛り。しかも人出が多い。そこにわざわざ出かけて行くと、風邪をひくリスクが高まるだけです。それなら家で体調管理をして、じっくり勉強した方が、合格率は上がります。
私も受験生の時、合格祈願には行きませんでした。塾すら行ったことありません。移動の時間がもったいないのと、自分のペースで勉強したかったからです。大学入試の時は、一日10時間勉強しました。後は徹底的に自己管理をして、たっぷりと睡眠を取りました。それで第一志望に受かりました。
同級生は全員落ちましたが、私は最初から受かると思っていました。勉強したら入れるレベルを選んだのと、その為に何をやれば良いかが、完璧に分かっていたからです。
その考え方は、社会人になってからも活きています。自分が絶対に勝てる土俵に身を置き、そこでひたすら実力を磨く。勝てる勝負だけする。そうすると、楽に勝てます。
目的を達成するには、やるべきこととやらないことを、まずは把握することです。ほとんどの人は、やるべきことをやらず、やらなくていいことをやっています。だから目的が達成できないのです。
神頼みするより、自分が出来ることを、まずはやりましょう。もうこれ以上はやることが無い。そう言えるようになってから、神様のところに行きましょう。そういう人なら、きっと神様がサポートしてくれます。
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