やはり英語は勉強するべきですか?

給料を上げたいという会社員の方から「やはり英語は勉強するべきですか?」と質問されました。喋れた方が良いとは思いますが、必須の能力ではないと思います。


一昔前であれば、日本人で英語が出来る人材は、重宝されました。海外の企業が日本に進出する際、英語が出来る日本人が、必要だったからです。今は状況が少し違います。日本人より流暢に英語を話し、日本人より人件費の安い人材が、ゴロゴロいるからです。


インドやフィリピン等、アジアにはそんな国がたくさんあり、欧米企業には人気が高いです。コストのかかる日本を避けて、違う国にオフィスを設ける企業も、最近は増えています。コロナの影響でオフィス自体を設けず、全てリモートワークで済ませる企業も急増しています。


それと、技術の進歩により、翻訳機能が充実してきました。英語が直接話せなくても、あまり不自由しません。メールのやり取りであれば、全文をコピーしてGoogle翻訳にペーストすれば、一瞬で全訳が出てきます。スマホ一台あれば、それで事足ります。自分が話す時も相手に話してもらう時も、スマホをかざせば自動で翻訳してくれるので、通訳もいりません。


私は顔が濃いからか、昔からよく外国人に道を聞かれます。英語の勉強を、熱心にしたことはありませんが、困ったことは一度もありません。中学生レベルの単語で、全て説明できます。

「Turn that building to the rightand the next line to the left.There is this shop right away.(あのビルを右に曲がって次の筋を左。すぐのところにこのお店があるよ)」

このくらいの英語力で、充分です。


高校三年生の時の担任が、英語の教師でした。事あるごとに、英検一級を自慢していました。校外学習に行った時、この教師が外国人に道を尋ねられ、しどろもどろになっていたのを、強烈に覚えています。結局、私が道案内しました。


外国人と話せるかどうかは、慣れの要素が強い気がします。この英語教師のように、勉学としての英語が出来ても「活きた会話」が出来ないと、外国人とは話せません。


英語が出来るかどうかより、その国の文化を知っている方が、相手は喜びます。アメリカ人なら、メジャーリーグのチーム名や、ハリウッド俳優の名前。フランス人なら、美術館や画家の名前。イギリス人なら、サッカーチーム名や、ビートルズの曲名。それさえ知っていれば、いくらでも会話は成り立ちます。


私は外国人とは、こういうことばかり話しますが、どの国の人でもとても喜んでくれます。活きた英会話を体験したければ、適当に話しかけてみるだけで大丈夫です。「May I help you?」でも「Where are you from?」でも、何でも構いません。一言でも話しかけると、どんどん返って来ます。そうして会話のラリーを楽しめば、英語なんて自然に出来るようになりますよ。

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