いい男とは白シャツの似合う男である
大好きな石田衣良さんの「眠れぬ真珠」という小説に、次のような一節が出てきます。
”二枚目というのは、白いシャツが似あう男性のことだ”
本当にそうだなと思い、すぐに白シャツを買いに行ったのが、もう数年前。今ではすっかり、白シャツばかり着ています。
自分が着るようになると、他の人もついつい見てしまいます。どんな風に着こなしているか、似合っているのかいないのか。サイズ感や素材なんかも、気にして見ています。
個人的には、家の近所にある、有名な純喫茶のマスターが1位です。もう60歳近くだと思いますが、常にパリッとした白シャツで、背筋がピンと伸びています。コーヒーが特に好きではないのに、マスターの白シャツ姿を見るために、わざわざ通っています。
札幌でもう一人見つけました。老舗の酒場のご主人です。居酒屋の大将というのは、割烹着だったり、ラフな格好をしているのが普通ですが。ここのご主人は、白シャツをピシッと着こなし、短めのエプロンを下腹部に着用。キビキビ動いている姿を見るだけで、お酒が飲めます。こういう「先輩」を見ると、ついつい真似したくなります。私がいつも白シャツを着ているのは、このせいです。
あなたの周りで、白シャツが似合う男を、探してみましょう。抜群に似合っている人を見つけたら、じっくり観察してみましょう。きっと「いい男」なはずです。
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