起承転結にこだわったブログは長くて読みにくい
義務教育では、起承転結で文章を書きましょうと教えてもらいました。それを大人になっても、ずっと守り続けている人がいます。真面目な優等生タイプです。残念ながら、ビジネス文書やブログでこれをやると、出来ない人だと思われます。
そもそも、起承転結というのは、長いのです。読む側は、そこまで時間を取られたくありません。集中力も続きません。読んでいる最中に、結局、何が言いたいのか、分からなくなります。
人と会話する時、起承転結にこだわる人はいません。LINEのやり取りでは特に、短い文をポンポンと送り合います。それが「分かりやすい」からです。ビジネス文書でもブログでも、読みやすいものは、起承転結にこだわっていません。その方が伝わりやすいということを、書き手がよく理解しているからです。
私のブログは、結論を先に書いています。記事のタイトルと、冒頭の三行で、全て言い切っています。それを徹底しているので、最後まで読んでもらえるのです。起承転結の結だけで、終えることも多いです。起も承も転もありません。不要だからです。
女性同士の会話では、起も結もありません。承と転を延々と繰り返しています。だから伝わらないのです。ブログでも同じことをやらかしている人が、とても多いです。あなたのブログが読まれないのは、長くて分かりにくいからです。何が言いたいのか、伝わらないからです。そのことをよく理解しているかどうかで、読まれるか読まれないかが、大きく変わってくるのです。
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