労働時間と収入は比例しない
現代では、労働時間と収入は比例しません。長く働いたからといって、収入が増える訳ではありません。長く働いている人が、必ずしもお金持ちになれる訳でもありません。むしろ、逆です。長く働いている人ほど、収入が低くて貧しいです。
長く働けば働くほど、無理がたたって、体調を崩しやすくなり、精神も病んでしまいます。仕事ができなくなると、最終的には収入が「ゼロ」になります。ということに気付かずに、ひたすら長く働いている人が、いまだに多いです。
高収入の人は、どんな人かを、よく考えることです。プロ野球選手や歌手、売れっ子芸能人なんかは、イメージしやすいと思います。決して労働時間は長くありません。野球選手は、試合時間が3時間前後です。ずっと動いている訳でもなく、試合のうち半分以上は、ベンチにいます。
歌手は一回のコンサートが、90分〜120分です。多い人でも、年間100本です。年に数回しか、やらない人もいます。売れっ子芸能人は、たくさんの番組を抱えているので、一本あたりの収録時間は短いです。せいぜい2時間以内です。そうしないと、色んな番組に出れません。
このように、労働時間と収入は、比例しません。高収入の人が、たくさん働いている訳ではありません。では、何が収入の差を生んでいるのか。そこが問題です。答えは「価値」と「影響力」です。その人にしか出来ないこと、その人が周りに与える影響力。この二つが多ければ多いほど、高ければ高いほど、収入は上がります。
プロのピッチャーから、ホームランを打てる人は、限られています。たくさん打てる人は、もっと限られています。だからこそ、ホームランをたくさん打てる選手は、年俸で一億円もらえるのです。
歌の上手い人はたくさんいますが、ヒットする歌を歌える人や、作れる人はごく少数です。だからこそヒット歌手は、大きなホールに高額な料金で、たくさんの人を集めることができるのです。タレントは何千人といますが、視聴率の取れるタレントは、ごく少数です。共演者やゲストに気を使い、うまく番組を回していき、尚且つ安定した視聴率を取れる。そうなると、もはや「特殊能力」です。だからこそ売れっ子は、高額なギャラがもらえるのです。
このように見ていくと、収入の増やし方というのが、分かってきたのではないかと思います。あなたがやることは、長時間働くことではありません。自分の才能がある分野を見つけて、そこで努力することです。そうすることにより、あなたの価値も影響力も高まり、結果的に収入が増えます。
まずは、自分の「勝てる分野探し」から、始めましょう。そのお手伝いを、私は日々やっています。
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