勉強しないと他人にこき使われて貧乏になる

福沢諭吉が「学問のすすめ」で、書いた一言はあまりにも有名です。「人は、人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」これは誰しも知っていると思いますが、実はその続きの部分が「本質」だということを知る人は、とても少ないです。

そこに何が書かれてあるかというと「勉強しないと、一生、他人にこき使われて、貧乏なまま終わるよ」ということが、書かれてあるのです。これを本で知った時は、衝撃が走りました。そんな人生は真っ平御免なので、それ以来、必死に勉強しました。

教科書には、有名なフレーズしか書いていません。その先の本質を知るには、自分で本を読んで、勉強する必要があります。それをやった人だけが、本質に辿り着ける。そういうことです。

支配する側、こき使う側からすると、勉強している人は使いにくいです。知恵や知識があって、矛盾や無理強いに、すぐに気付かれるからです。そういう人は、支配する側に組み込もうとします。すると、こき使われることはなくなります。

勉強していない人は、使いやすいです。知恵や知識が無くて、矛盾や無理強いに気付かないので、奴隷としては最高です。そういう人は、一生、こき使われます。

子供の時の勉強と違い、大人の勉強には、範囲の指定や期限がありません。好きなことを、好きなだけ学べば良いのです。つまり、とても自由で、楽しいものです。そんな楽しいことを、なぜやらないのか。勉強しない人を見ると、いつも不思議に思います。

そういう人に限って、毎日がつまらないとか、楽しいことがないと愚痴を言います。それは違います。自分がつまらなくしているのです。

まとめます。勉強しないと、一生、他人にこき使われます。楽しくない人生で終わります。自分の人生なので、どうしようが自由ですが。本当にそれで良いのか、という話です。それが嫌なら、今から勉強しましょう。本でも映画でもグルメでも占いでもパワースポットでも、何でも良いです。好きなことから始めてください。それが、あなたの身を助けることになります。

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