「資格だけ発行して終わりビジネス」の終焉
女性起業家ブームと共に激増したのが、協会を作って、資格を発行するビジネスです。日本なんちゃら協会と、それっぽい名前をつけて。検定と称して、一級とか二級とか、階層を分けます。それに合格すると賞状がもらえて、認定講師になる。で、後は放ったらかし。集客は自分で勝手にやってね、仕事は自分で取ってきてね。そういうビジネスです。
国家資格でも無い資格に、何の効果もありません。素人が発行した、ただの「紙切れ」です。それに何十万円も払い、ありがたがって資格を取る。で、仕事が無くて、露頭に迷う。そういう人が、ここ数年で急増しました。
このやり方では、儲かるのは協会だけです。資格を取っても、その人には仕事はありません。ピラミッドの頂点にいる人が潤います。やっていることは、新興宗教やネズミ講と変わりません。
ということに、気付かない人が多いので、今までは何とかなっていましたが。もうとっくに「限界」がきています。こんなやり方が、長く続く訳がありません。暴利を貪っていた人達や、その手伝いをしていた人は、その何倍ものしっぺ返しを喰らいます。これは間違いありません。
これからも続くのは、誠実にやっている人だけです。少しでも不誠実なことをやると、すぐにバレる世の中だからです。これはおかしいなと思われたら、即アウトなのです。
私の元には、資格を取ったものの、仕事がなくて困っている人が、たくさん相談に来ます。世間知らずで、疑うことを知らず、自分に自信のない人です。詐欺師からすると「絶好のカモ」です。
こういう人を減らしたいので、もう何年も前からずっと、警鐘を鳴らし続けているのですが。その影響もあるのか、最近は少しずつ減ったきた感があります。今年くらいで、もう「絶滅」する気がします。
キラキラ系起業女子が激減し、今度はなんちゃら協会が消え去る番です。ようやく「まともな状態」に、なったと言えます。
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