貧乏生活が辛い、お金がない人におすすめの一冊

貧乏生活が辛い、お金がないという人に、おすすめの一冊を紹介します。「志ん生一家、おしまいの話」という、落語家で「昭和の大名人」こと古今亭志ん生の長女、美濃部美津子さんが書いた本です。


今、あなたがどんな生活を送っているか分かりませんが。この中に出てくるあれこれに比べれば、だいぶマシだと思います。志ん生はギャンブル好きで酒好き。稼いだお金はそれらに使い、家計は常に火の車。お母さんがやり繰りしますがやはり限界があります。


小さな妹の手を引き、母親と三人で、食べられる野草を摘みに行ったり。家賃を滞納し、引っ越しもしょっちゅう。夜逃げならぬ「朝逃げ」のエピソードもありました。そんな状況にも関わらず、志ん生は途中で干されてしまい、仕事が無くなります。講談師になったり、他の商売を始めようとしたり。なかなかうまくいきません。子供は4人いて、奥さんとの計6人家族。一体どうするんだという話です。


そんな状況でも、志ん生は絶対に、落語の稽古は欠かしませんでした。日に1〜2時間、家で一人っきりになり、稽古をします。それが実を結び、ようやく状態が好転します。42歳の時です。


著者は本文で書いていましたが、どんな状況であっても、不幸だとは思わなかったとのこと。周りがみんな貧乏だったからというのもありますが。他人と比較して、恵まれているとか恵まれていないとか、一切考えなかったそうです。


それと、母親(志ん生の奥様)がすごいです。苦労はしましたが、志ん生の落語をずっと信じていました。この人は誰よりも落語を愛し、誰よりも上手い。だから絶対にいつか売れる。そう思っていたので、貧乏にも耐えれたのでしょう。


今、あなたがどういう状況か分かりませんが、一度、この本を読んでみてください。何かしら得ることがあると思います。

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