自ら誘う人より誘われるのを待っている人の方が圧倒的に多い
自ら誘う人より誘われるのを待っている人の方が圧倒的に多いです。会いたいと誘える人は、どんどん人と会えます。誘われるのを待っている人は、いつまでも人に会えません。とてもシンプルな法則です。
自分から誘うのは、心理的にハードルが高いです。断られたら傷つくからです。その感情は、人間誰しも持っていて、傷つくのが怖いから、誘いたくても誘えない。そういう人が大半なのです。
この心理を逆手に取ると、簡単に人に会えます。「会いたい」と言うだけです。言われた方は、単純に嬉しいです。どんな用事があろうが、喜んで駆け付けてくれます。そのくらい、誘ってもらえるということは、人にとっては嬉しいものなのです。
金曜日の夜に、誘われるのを待っている人は、男女問わずとても多いです。忙しいとか言いながら、必ず誘いに乗ってきます。「食い気味に」行くと言うと、どれだけ暇なんだと思われるので、演技しているのです。その証拠に、スケジュールはきっちり空いています。そうでなければ、来ません。
私の大好きなライターの中川淳一郎さんの講演を聞きに行った時の話です。中川さんの師匠は、博報堂の役員の嶋浩一郎さんです。嶋さんは、どんな大物でも必ず会えると言ったそうです。どうすれば良いのですか?と聞くと、返ってきた答えはただ一つ。「電話して会いたいと言え」それだけだそうです。実際にこの方法で、会えなかった人はいないと、嶋さんは言っていて、中川さんも真似してみたとのこと。そうすると本当に、どんな人でも会えたそうです。
やはり、人間は、会いたいと言われれば、嬉しい生き物です。たとえ相手が知らない人でも、自分に興味を持ってくれて、その上、会いたいとまで言ってくれたら、無下にはできません。それは一般人でも著名人でも変わりません。そう考えたら、恋愛もビジネスも、ハードルが下がります。
あなたがやるべきことは、ただ一つ。「会いたい」と相手を誘うことです。相手は待っています。その気持ちを、満たしてあげてください。それだけで、相手はあなたに「メロメロ」になります。
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