イライラしている間に本が一冊読める
イライラしている間に本が一冊読めるということを知れば、もうイライラしなくて済みます。
人は、朝にイラっとすることがあると、午前中ずっとイライラします。お昼休みに、同僚とランチする時に「今朝こんなことがあって」と、声に出して拡散します。それで余計にイライラします。午後も悶々として、帰ってからまた思い出します。寝るまでそれがずっと続きます。全てのイライラの時間を足すと、たっぷり「数時間」はあります。それだけあれば、本が一冊読めます。
本の中には、自分の知らない世界が無限に広がっています。そんなこともあるのか、こんな人もいるのか、こういう解釈もできるのか。そんな「発見」の連続です。これをやっていると、イライラは収まります。
イラっとすることは、誰にでもあります。どんな穏やかな人でも、腹の立つことに遭遇します。イライラしない人はいません。要は「気持ちの切り替え」ができるかどうかです。イラっとした時に、そのことばかり考えていると、イライラが増します。そうではなく、違うことを考えたり、他に意識を向ければ、イライラしなくなります。
いつも、ご機嫌に見える人は、切り替えが上手いのです。そういう人は、精神が安定しています。精神が安定している人は、必ず、読書家です。イライラする時間は何も生み出しません。ストレスが溜まると、体にも悪いです。ガンの一番の原因は、ストレスです。科学的にも解明されています。
カバンの中に、常に一冊の本を入れて、持ち歩きましょう。小さな文庫本で構いません。自分がそれを読むと元気になる、気持ちが落ち着く。そういう本が良いと思います。イラっとすることがあれば、深呼吸して、まずは1ページ開きましょう。それさえ出来れば、もう大丈夫。すぐに本の世界に「没頭」できます。元気になったり、気持ちが落ち着いてきます。イラっとすることなんて、もう忘れてしまいます。
あなたの周りの穏やかな人は、人に見えないところで、こういう「工夫」をしているのです。是非、真似てみましょう。はっきり言って、効果抜群です。
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