「月30万円欲しい」というのは自己都合だと気付こう

起業したいという人の口からよく聞かされるのが「月に○○万円は欲しい」です。だいたい20〜30万円です。まだ仕事も始めていないのに、売るものも決まっていないのに、自分がいくら欲しいということは、既に決めているのです。不思議な話だなと思います。


会社員であれば、月にいくらと給料が決まっています。フリーランスになると、毎月、変動があります。多い時もあれば、少ない時もあります。当然、私にもあります。つまり、フリーランスにとっては、月にいくらというのは、あくまで「結果」です。それを先に決めて、その後に売るものを決めるというのは、順番が逆な気がします。


一万円の商品を売るとすれば、30万円というのは、月に30個売るということです。起業前の段階では、まだ一個も売っていません。それであれば、まずは一個目をどう売るか、そこを考えるべきです。一万円の商品を、どうやったら買ってもらえるか、そこを考えるべきです。


商売のド素人が一万円の商品を売るのは、はっきり言って「至難の技」です。100円でもなかなか売れません。嘘だと思うなら、まずは100円でも売ってみましょう。そうすれば、100円稼ぐのが、どれだけ大変かよく分かります。


売れるようになる人は、最初からいくら欲しいとは言いません。少しでも良いものを、お客様に提供したい。もっとお客様に喜んでほしい。そういうスタンスで、仕事をしています。そういう人と、月に30万円欲しいんですという人と。あなたなら、どちらから買いたいでしょうか。という話です。


目標を設定するのは、悪いことではありませんが。現実とかけ離れていると、その目標はいつまで経っても達成できません。もっと具体的に、今の自分に出来ることを、やってみることです。頭の中がお花畑で、夢ばっかり見ている人より、具体的に行動できる人の方が、何倍も早く前に進みます。目標も達成できます。そういう人のお手伝いを、私は日々やっているのです。

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